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2009年6月13日 (土)

特別なペン

今回は個展の告知写真にまつわる、お話を。

撮影場所は、個展の開催場所、『mizuca』。ただし、ギャラリースペースの3階ではなく、2階の喫茶スペースの一角をお借りして撮影しました(mizucaさんのことは、また改めてじっくり触れたいと思います)。

写真の中にmizuka特製のチーズケーキや美味しい紅茶、Myカメラ、自家製ポストカードなど、色々こだわりグッズが仕込んでありますが、中でも1番のポイントは、テーブルの手前に置かれたペン。

これは、フォトグラファーになろうと決意する直前まで勤めていた法律事務所の先生からプレゼントしていただいたもの。

ワタナベさんは文章書くの好きやし、こういうのがよろしーでっしゃろ・・・なっ、なっ!?

と、関西人でも今や吉本芸人くらいしか使わないのではというほどのコテコテな関西弁と、「図星だろう」と言わんばかりの満面の笑みで_。

思えば、あの事務所に勤めた初月収で、おんぼろカメラを最新AF一眼レフに新調して、仕事の空き時間に事務所のワープロで文章を打ったり写真の整理をしたりして、お給料を貯めたお金でイギリス留学が実現して_

今の全てが、あの事務所から始まったことに、改めて気づかされます。

イギリスへ行くことを告げたとき、「“悪い異人さん”に捕まらんよう、気ぃつけなはれ」と、真顔で心配してくださった先生。1年半後、帰国してご挨拶に伺ったときも、「よぅ無事に戻って来はりましたな!」と、親以上に手放しで喜んでくださって・・・なんか私、帰還兵みたい・・・笑いそうになりながらも、すごく嬉しかったのを思い出します。

先生は、弁護士になるための勉強も事務員の仕事も辞めて、写真をやると決めた私を複雑な思いで見られていたことでしょう。「僕は写真のことは、よう分からんけどな」が、まるで口癖のようでした。

それでも、もし今でもお元気でいてくださってたら...

やっぱりコテコテ言葉とニコニコ笑顔で、「もうワタナベさんはしゃーないわ。そないに写真と“英吉利”が好きなんやったら・・・なっ、なっ!?」 なーんて、言われていたに違いありません。

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渡辺未知写真展」カテゴリの記事

コメント

個展のカードを見たときから ペン気になっていました ここにあるからには 何か意味ありげで 存在感がありました 小さなハガキの中に 細々したものが 上手く 収まっているのが 私には感動的でした 難しい カメラマンは芸術家ですけど 一人で仕事していくのは しんどいですね 三人には三人の難しさもあるかもしれませんが それも 皆で乗り切れば良いですね良いパートナーが見つかって良かったです。更新された ブログもお洒落で 楽しみです 身体無理しないように ウェディング・フォト そして 基礎講座続けてください

投稿: あつこ | 2009年6月16日 (火) 18時15分

あつこサン、こんばんは。

ペン。気になってもらえて嬉しいです(^_-)

仕事面での色々なお気遣いもありがとうございます。

まさにおっしゃるとおり、1人には1人の自由さや厳しさ、グループにはグループの安心感や大変さがありますが、やっぱり仲間が居てくれるのは心強いものです。しかも、10年以上も前から一緒にウェディングフォト活動をしていた仲間ですから#^.^#

私は、この仕事が、その時々の年齢や情況によって少しづつ形を変えながらも、文字どおり一生続けられる仕事になれば良いなと常々思っています。自分にとっても、仲間にとっても_

写真講座も、お払い箱になるまで!?頑張りますよ☆

投稿: ♪あつこサマ | 2009年6月16日 (火) 22時04分

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