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2007年11月

2007年11月28日 (水)

撮影実習

日曜日、南禅寺で撮影実習を行ないました。

あるていど覚悟していたものの、あまりの人の多さに、ちょっとタジロギつつ。。。

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おのずと、テーマは<人込みの中で風景写真を撮る方法>という感じになりました。

<方法①:ゴチャゴチャした部分を写さない>

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当然、これが一番てっとり早い方法です。車や人がいる部分を切り取ってフレーミングするわけですね。その際、切り取るんなら思いっきり大胆に切り取るのも良いと思います。 トンガリ瓦屋根をちょこんと入れて_かろうじて、お寺の境内であることが分かる、という具合に。 

<方法②:光と影のコントラストを利用する>

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逆光を利用すると、こんな絵ができます。木立の向こうには人がゾロゾロ歩いてますが、全部、影の中に落ち込んでしまい、光を浴びた楓の赤い葉っぱだけが浮き彫りに。苔の上に延びた木立の影も美しいですね。逆光で撮影する場合、太陽をダイレクトに撮影すると、変な光の像(フレア、ゴースト)が映り込んだりするので(←これが思わぬ面白い効果を生む場合もありますが)、枝葉の合間から太陽が透けて見える_という位置を選んで撮影します。

<方法③:『紅葉』を舞台装置にした人物写真を撮る>

大げさにいえば逆転の発想_というか、「人込みの中に来ちゃったから人をモチーフに撮ろう。」という、いたって単純な発想です(但し、被写体に迷惑がかからないような撮り方で)。

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初デートでしょうか、それともカメラを始めたばかりなのでしょうか...同じ場所とポーズで、彼女に向かって何度も何度もシャッターを切り続ける彼。「秋景色」の中、そんな初々しい緊迫感を漂わせる二人_ タイムトンネルの向こう側の、ちょっと切ない思い出の1場面を見ているようでした。

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紅葉を撮りに来たからには紅葉だけを撮るべき_ということは、モチロンありません。見頃のスポットは人込みの中でもさらに混雑していますが、そうでない場所の、エア・ポケットのような静寂の中に、思わぬ名場面が潜んでいたりします。この、風情あふれる煉瓦のアーチは、琵琶湖まで続くインクラインの橋脚。私が撮影場所として南禅寺がお気に入りなのは、このインクラインがあるから(時々知人を連れて来てモデル撮影します ^^)。「この場所」と思った所でカメラを構えてジッと待機していると、案の定、格好のシャッターチャンスが、ひょっこり訪れました。こんなときは、納得のいく構図とタイミングの1枚をものにするよう、根気強くシューティングしましょう。

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ハイ!皆さん、お疲れさまでした♪

<余談>

先週末は、木曜の基礎講座、金・土のウェディング撮影、日曜の撮影実習と、この秋の大きな「峠」でした。とにかくトラブルもアクシデントも無くハッピリーにこなせてホッとしているところです。カメラに不具合が生じてもサブ・カメラがありますが、自分の身に不具合でも生じたら、どうしようもないですからねぇ。。。(ま、倒れるとしても撮影が終わってからにしますが ^^;)

「峠」を越えた実習後、二条通から柳馬場へ折れたところにある『Cafe Bibliotic Hello! 』に憩い、独り労をねぎらいました。このカフェは以前、阪急電車のフリーペーパー『TOKK』に「蔵書を自由に閲覧しながらくつろげる町屋カフェ」と紹介されていたのを見て、是非、訪ねてみたいと思っていた場所です。蔵書はヴィジュアル&アート系中心のコレクションで、個人的に興味深いもの多数。足繁く通って読破したい欲求に駆られます。それには独りで来るのが1番だけど、町屋のゆったりした空間を活かした素敵なサロンなので、連れとお喋りを楽しむために来るのも良いなぁ。

オーダーしたのは、松の実と干しイチヂクがギッシリ詰まった『カトル・カール』というお菓子(*卵と小麦粉と砂糖とバターが同量(1/4づつ)で作られたパウンドケーキ)。どっしりとしたボリュームと滋味がいっぱいで、美味しかったぁ♪そして、この日は珍しく「疲労回復」にコーヒーをチョイス。カフェの本棚から引っ張り出してきた、ハービー山口が撮影した福山雅治の写真集を恍惚と眺めながら_

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連休は無くても、このひとときで「ふぉとみっちゃん」は、じゅうぶんデス*^.^*

【使用機材: Panasonic LX-1、PENTAX MZ3 & 50mmF1.4(5枚目の写真のみ)】

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2007年11月21日 (水)

素晴しき哉、BBCニュース

朝、BS2の英国BBCニュース・アワーを観ていると、こんなニュースが流れてきた。

英国の公式記録上、最高齢カップルの結婚式_

新郎93歳、新婦84歳。

2人は4週間前、『デイ・ケア・センター』で出会って、たちまち恋に堕ち、3日後に結婚を決意したのだそう。

新郎は、グレーのシルクハットとロングコートに身を包んで、やや弱々しい足取りながらもピンと背筋を伸ばし、ひと足先に式場入り。新婦は、皺の間まで丹念にメイクをほどこし、純白のウェディング・ドレスに輝くティアラと笑顔を身にまとって、新郎の前に登場。厳粛かつ華やかに、2人のウェディングは無事(途中で『デイ・ケア・センター』に搬送されることもなく)執り行われた。

式後、BBC記者のインタビュー。

記者:「お互いのどこが好きですか?」

新婦:「とにかく一緒に居て楽しいところ!いつも私を笑わせ、楽しませててくれるの。」

新郎:「全てだよ。」

記者:「これからどうするんですか?」

新郎:「ずっと一緒に居るよ。」

新婦:「ずっと一緒に居て、ずっと幸せでいるの。」

そして、インタビューが終わリかけたとき、テレビカメラに向かって新郎が言った。

「皆に伝えてくれ。人生に『遅すぎる』なんてことは、決して無いんだ。」

思わず朝食の手が止まり、テレビに釘づけになる私。はじめ唖然とし、次に笑いが、最後に感動がこみ上げてきた。

例えば、紀香&陣内のニュースには「そのウェディング、私に撮影させてくれないかなぁ...」としか反応しない「ふぉとみっちゃん」だけど、このニュースには、率直に結婚への憧れを感じましたよ。この新郎の一言を座右の銘にしちゃおうかと思うくらい。

Never be late in the life !

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2007年11月20日 (火)

Photographer's choise#8

既に何度か私の写真をご覧になった方はウスウスお気づきかもしれませんが_

<目を伏せた表情>が、私は好きです。

Groom_7

「目は心の窓」「目は口ほどにものを言う」といったフレーズを引用するまでもなく、「目」は、なんといっても、顔の主役。ポートレイトを見ても、まず被写体の「目」に、目がいくのが普通だし、できるだけ「目」を強調した表情を撮るのがポートレイトの王道だといえるでしょう。

ところが、その「目」が伏せられていたら_

なにしろ顔の主役が隠れてしまっているので、見る人の関心は、自然と表面的なものから内面的なものへと移っていくのではないでしょうか。また、ハッキリ見えないものほど想像力をかきたて余韻が残るという、いわゆる「チラリズム」の原理は、決してエロオヤジ限定のものではなく、立派な美意識や「洒落っ気」にも通じるものだと思います。

因みに、その昔、私が生まれて初めて作った写真集のタイトルも、ずばり、『ふしめがち』。

写真集といっても、当時(20代半ば)の心情を綴った散文とモノクロの写真を、大判のスケッチブックに貼り合わせて作ったそれは、あまりにも青臭くて、今となっては直視に耐えないシロモノなのですが。。。 とはいえ、文章、モノクロ、そして<ふしめがち>の写真_と、追い求めているものは、あの頃も今も、少しも変わっていないようです(^^;)

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さて、今年のウェディングフォト・シューティングも残すところ、あと3回(昨日は双子の新郎さんのダブル挙式という、とっても珍しい撮影を担当させていただきました♪)。

そろそろ1年のラスト・スパート。もうひとガンバリして、楽しい年の瀬(忘年会!?)を迎えましょう(^0^)/

★ウェディングフォト【新作紹介】UPしました。

http://homepage3.nifty.com/photo-michi/latest.top.html

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2007年11月11日 (日)

休日

久々に、仕事のない日曜日_こんな日は、カタギ(*平日出勤している)の友達に会える貴重な1日。

今日は、イギリスで知り合った(11歳年下の#^^#)友達とサンデーランチ。寺町にあるフレンチ・レストラン『A table!』にて、たっぷり3時間、お料理とお喋りを堪能。

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私の知っている京都の洒落たレストランは、実は彼女に連れて行ってもらった所が多い(^^;) ここも、前菜《鴨肉に栗を詰め込んだテリーヌ》・スープ《さつまいものポタージュ》・メイン《スズキのソテー、青野菜添え》・パン・デザート《3種盛り合わせ》・紅茶のランチセット(\1400)と共に、京都の民家特有の「うなぎ床」を改装した小じんまりした店内、使い込まれて黒光りしたテーブル、いかにも気さくで「料理職人」といった感じのお店の人すべてが素敵!またまた「ふぉとみっちゃん」のショップリストに流用決定m(^^)m

そのあと1人で祗園の『可必館』へ木村伊兵衛の回顧展を観に行く。これは、写真講座の生徒さんからの情報。

木村伊兵衛の代表作であるモノクロームのスナップ写真をオリジナルプリントで観るのは、今回が初めて。彼の作品は、何を撮ったものでも本当に品が良くて洒落っ気があって、ひとことでいえば“毒気のない”作風。というと「(巧いけど)インパクトが弱い」ということにもなりかねないけれど、毒気=カッコイイ=アートみたいな風潮が強い(特に日本?の)写真界の中にあっては、それが逆に卓越したインパクト、カッコ良さを感じさせる。願わくば(おこがましいですが!)私の写真も、そうありたいなー。

帰りに、高瀬川沿いの『フランソワ』へ寄って、いつものクリーム・コーヒーで、ひと休み。

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帰宅後、ミンスミート作り。年末にフルーツケーキやミンスミート・パイを焼くために、今からドライフルーツ、果物、木の実をブランデーに漬け込んでおく。

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これをしないと、「ふぉとみっちゃん」は年が越せないのです(単なる自己満足^^;)

さ~これでまた、明日から根詰めて頑張れるっ

★『木村伊兵衛の眼』展 http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html

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2007年11月 9日 (金)

講座あいまTEA ♯3

講座あいまTEA ♯3

今回はCOCON烏丸の3階にある北欧カフェ『S0HOLM(ソルム)Cafe』にて、あいまTEA。
本当は同ビル内の映画館でリバイバル上映中の『かもめ食堂』が観たかったけど、さすがに『講座あいまCINEMA』は、ムリ(^_^;
北欧インテリアショップの系列カフェだから、内装とか独特の丸みを帯びたカトラリーとかは、まぎれもなく北欧ものなんだけれど、なんだかとってもスタイリッシュな店内は、私の知ってるヘルシンキの“町のカフェ”とは、ちょっと違う雰囲気…
とはいえ、この『リンゴのパイ包み焼き、ベリーソースとバニラアイスクリーム添え』は、甘さ控え目なところにリンゴやベリーの甘酸っぱい風味が絶妙にからまって、すごく美味しかった♪♪でも、お願いだから紅茶はポットでサーブしてね、と言いたい。。。

それにしても、講座も残すところあと2回だし、ひとつき余りで今年ももう終わり_ぽつぽつ来年のスケジュールも決まりだしたので慌てて2008年のアジェンダを買い求めました。
私が愛用しているのは『F.O.B-COOP』のA5型、見開き月間タイプ。外側のケースはそのままで毎年レフィルを交換するのみ。来年分も変わらず販売されてて良かったo(^o^)o
ついでに面白いものを見つけました。
新潮文庫の『マイブック』。

講座あいまTEA ♯3

1頁に1日づつ日付が記してあるのみで、あとは余白だけの本_。要するに、単なる日記帳なんですが、装丁が細部に至るまで『新潮文庫』とソックリ同じに作られており、毎日書き込んでいけば来年が終わる頃には、おのずと自分の1年を綴ったオリジナルの文庫本が完成する_という趣向。
日記というのはナカナカ続かないものだけれど、この趣向と、文庫本と同じように常にカバンにしのばせて、空いた時間に取り出すようにすれば、うまく続けられるかも♪
だいたい私は、撮影メモや、ふと浮かんだアイディアなど、こまめに書き記すように癖づけした方が良いんです。
それに、筆記具で「書く」文と、ワープロで「打つ」文とでは、生まれる文章の内容から文体まで違ってくるのは、是れフィルムとデジタルの関係に同じ。アナログ・センスを維持するためにも、来年は1冊書き上げてみようかな、と。
実はー
ふと思い立って日記をつけた年に限って、阪神タイガースが優勝したり、大きな恋愛をしたり、イギリスで暮らしたり_と、けっこう記念すべき1年になってるんですよねぇ
…単なる偶然かしら(^〜^)

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2007年11月 7日 (水)

Photographer's choise#7

週末に撮影・週日に編集という毎日が続く今のような時期は、編集作業の合間や編集データが保存されるのを待っている間に、改めて自分のウェブサイトを見つめなおす機会にもなります。

「良いウェブサイト」って、なんなんでしょう... そのことが、しょっちゅう頭をもたげます。

私は、ウェブサイトって、『身なり』のようなものだと思うんです。

絶対に肝心なのは『身なり』(ウェブ)より『中身』(実物)だと信じてはいるけれど、どーにもこーにも、『身なり』が良くないと『中身』を見てももらえない(相手にされない)_というのは、人の世の常(^^;)

特に最近では、実物の私(作品)に会う以前に、また、実際にお目にかかるよりも遥かに多い数の人が、私のウェブと接しているわけですから、実際の私の見た目よりもウェブサイトの見た目が、私の(第一)印象を決定づけている_というのが、現実。となると、少しでも見た目の良いサイトを_との願望・欲望は、とどまるところを知りません。

でも結局のところ、『良い身なり』とは、実際以上にゴージャスでも、実際以下に野暮ったくでもなく、実際どおりに_自分を自分らしく_見せることなんですよねぇ、きっと。

そんな観点から、ウェブサイトのウェディングフォトのページ全般の『身なり』を整え、特に【新作紹介】に関しては、デザインを一新しました。

これまでは何枚かの写真を小さくコラージュしていましたが、写真を1枚1枚独立させ、ストーリー性を持たせて展示することに。その方が、ウェディングフォトは『キレイなイメージ写真』ではなく『人生の一大事件(ただし幸せな♪)の報道写真』だという思いで取り組んでいる(#^.^#)私らしさが表われるのではないかと・・・

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_と、エラそうなことをいってみても、今日もまたUPしたウェブを客観的に映し出してみては、「ここがヘン」とか「もっとココをコウすれば・・・」と、プチ更新を繰り返してばかりの私。早く落ち着いた『身なり』をしたいな~と願いつつ_試行錯誤は、まだまだ(エンドレスに?)続きそうです。。。

★新作紹介 http://homepage3.nifty.com/photo-michi/latest.top.html

《余談》

写真講座の屋外実習に備えて、南禅寺へ下見に行ってきました。

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はたして実習当日には、この緑たちは紅く染まってくれてるでしょうか...

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