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2007年8月23日 (木)

Photographer's choise.5

先月、アメリカ人の新郎さんと日本人の新婦さんのカップルを撮影しました。

Kobe2l_pro

時々国際結婚の方を撮影する機会をいただきますが、そういうときは、やっぱり腕が鳴るといいますか血が騒ぐといいますか#^^# 普段、あまり使わなくなった部分の脳ミソや感覚を再びよみがえらせて撮影するので、緊張もするけど、新鮮な気持ち_そして、イギリスでのシューティングを思い出して懐かしい気持ちになります。

懐かしいというと優雅っぽく聞こえるかもしれませんが、イギリスでは、それなりに苦労しました。やっぱりウェディングフォト1つにも、文化の違いがクッキリ現われるものなんですねぇ。

先日、アメリカから来日したウェディング・フォトグラファーの講演を聴きに行きました。彼のポートフォリオには、雰囲気のあるキスシーンが沢山含まれていたので、それを観たリスナーの1人から「被写体が日本人の場合でも、こんな風に撮影できると思いますか?」という質問が挙がりました。それに対しては、「うーん…キスというものは習慣なので、そのような習慣がない場合は、なかなか難しいと思います。それよりも、普段やりなれているポーズ_手をつなぐとか、ただ見つめ合うとか_で、同じような雰囲気ある写真をめざすべきではないでしょうか」との答えが。

たしかに、そのとおりだと思います。第一、被写体が欧米人の場合であっても、「では、ここでキスしてみてください」と声掛けしてキスシーンを撮影したことは、私の場合は1度も無いです。その代わり、キスシーンを押さえるには、会話やシチュエーションで良い雰囲気を作ったり、何か感激的な場面が生じそうなとき「おそらくここで。。。」と、キスする瞬間を見越してカメラを構えるといったことが必要になってくるのです。でも「その瞬間」は、きわめて不意に、あるいは唐突に訪れたりするので、フォトグラファーは終始、気が抜けません。「ふぉとみっちゃん」にとっては、これもまた、まぎれもなく異文化フォトシューティング体験の1つでした。

「キスシーンを狙うフォトグラファー」というと、ちょっとパパラッチ的な響きですが(^^;) でも、「心からのキス」が写った写真には、どんな言葉もかなわない圧倒的な情感が宿るもの。。。 それは、正直、撮った本人さえ、いつも驚かされ、深く心を打たれます。

なので、ウェディングでは大いにキスをしましょう♪_もちろん、“普段やりなれること”を、お忘れなく(^0^)

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Weddings~ウェディングフォト」カテゴリの記事

コメント

ほほーう。フォトグラファーでもないワタシですが、今回の日記はすごく興味深く拝見させていただきました。

ワタシのオツムが足りないだけかもしれませんが、そのアメリカ人フォトグラファーに質問したリスナーの方、すごく良い質問ですねぇ。
たしかにキスシーンてのはその文化が表れますよね。
まぁきっとキスシーンだけじゃなくって、各々の文化ごとにさまになるならないがあると思います。
無理して西洋人を気取るより、そのアメリカ人フォトグラファーさんとふぉとみっちゃんの仰るとおり、その文化に合ったシチュエーションを追求すべきなのではないでしょうか。

手を繋いだシーンは日本人がすごくさまになる気がするなぁ。
まぁ西洋の方々も手は繋ぐでしょうが、なんとなく日本人らしさというか、人前でチュッチュチュッチュはしないけど(笑)、控えめで、でも強い絆みたいなのを感じますよね。
まぁ勝手にそう思ってるだけですが(笑)

投稿: Nishi | 2007年8月24日 (金) 01時01分

♪Nishiサマ

ほほーう。Nishiさんはそーゆーふーに読まれましたか(^^)興味を持っていただけて嬉しいです♪

<ワタシのオツムが足りないだけかもしれませんが、そのアメリカ人フォトグラファーに質問したリスナーの方、すごく良い質問ですねぇ。>

私もそう思います!ああいう場で(良い意味で)素朴な質問をズバッとできる人って、カッコイイ(^^)

<手を繋いだシーンは日本人がすごくさまになる気がするなぁ。
まぁ西洋の方々も手は繋ぐでしょうが、なんとなく日本人らしさというか、人前でチュッチュチュッチュはしないけど(笑)、控えめで、でも強い絆みたいなのを感じますよね。
まぁ勝手にそう思ってるだけですが(笑)>

おっ、俗世のイロコイ(?)には至ってクール(と、「ふぉとみっちゃん」は勝手に解釈してますが_)なNishiさんのロマンチストぶりが、ちょっと見え隠れ(^o^)
ところで、欧米人ながらチャップリン(映画の中のチャーリー)は、好きな人と手を繋ぐのが好き(というか、精一杯)ですよね。その代表的なシーンが『モダン・タイムス』のラストということになりましょうか。
確かにあれもまた、心と心の深い絆がジンと胸を打つ、ステキな「ラブシーン」だと思います。

投稿: ♪Nishiサマ | 2007年8月25日 (土) 18時22分

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