« Walk about London town | トップページ | 旅の終わりを前にして。 »

2006年12月 3日 (日)

in レミントン・スパ

映画「A hard day’s night(ビートルズがやって来た、ヤァヤァヤァ!)」の冒頭でビートルズが駆け抜けたロンドン・メリルボーン駅。

Marylebone

そこから1時間ほど汽車に揺られてロイヤル・レミントン・スパへ。

レミントンは、19世紀にヴィクトリア女王が温泉保養のために逗留したことを記念して「ロイヤル」という名前が冠せられたという歴史を持つ。私も、ロンドンからレミントンへ出かけるときは、まさに「保養に行く。」という感覚。

2、3日ほど田舎へ行って来る、と私が言うと、皆(特にイギリス人)が、すごく羨やましがる。ロンドンに居ると次第にグッタリ疲弊していくのは、てっきり自分が日本人の風来坊だからだと思っていたけれど、どうやらロンドンで暮らす誰もが同じ思いを抱えているらしい。元気なうちはロンドンに住み、たっぷり稼いだ(&遊んだ)後は田舎に家を持つ_ というのが昔も今も彼らの究極の理想だが、ロンドンの物価が高くて思うように貯蓄ができず、田舎の物件も高騰し、実現はナカナカ難しいようだ。まして、ロンドンにもカントリーサイドにも簡単にアクセスできるレミントンのような地方タウンは、年々高嶺の花と化しているという。そんなレミントンに、たまたま縁あって“里帰り”できる私など、まったく幸運としかいいようがない。

汽車の旅は、すこぶる快適。

Train

自由席にも大きなテーブルが備え付けてあるので、車中でラップ・トップやケータイを使って仕事をするビジネスマンも多い。私も車窓を眺めつつ、写真の整理や日記書き。こういう時間が、私にとっては既に「保養」になる。

夕方、レミントンに到着。【パレード】と呼ばれるメイン・ストリートのクリスマス・ライトが出迎えてくれた。

Leamington

10月の末に【クリスマス・ライト点灯式】と称して、盛大なセレモニーと大歓声の中でライト・アップされるのを、カレッジの友人たちと観に行ったことを思い出す。実際、レミントンを歩くと、見慣れたパブや横丁に、つい、あの頃の仲間の姿を探してしまう…(こんな私の旅を、レミントン時代の私の英語の先生だったデビットは、“Trip down to memory lane.”と表現した)。

かつてのホームステイ先であるクラーク家へ到着すると、その夜は彼らの友人2人を招いてカレー・ディナーを催すとのこと。

Clarkes

私も他愛ない(それが面白い!)世間話に加えてもらいながら、パパドン(*パリパリに焼いた薄いパンケーキ)に数種類の自家製チャツネの前菜と、ラム、マイルド・チキン、スパイシー・チキンの、3種のカレーを堪能。

翌日は、30分くらいバスに乗ってストラドフォード・アポン・エイボンへ。そこでバスを乗り換えてチッピング・カムデンに行く前に【ハザウェイ・ティルーム】で一服。

Cafe_2

ストラドフォードがユニークなのは、英国でも屈指の観光地として賑わいを見せる一方で、シェークスピアの本拠地らしく、文学者や演劇人らしき人が行き交い、独特の落ち着いた雰囲気をかもし出しているところだ。

イギリスへ来る直前、たまたまNHKのコッツウコルズを特集する番組の中でチッピング・カムデンを採り上げているのを観て、再び訪れたくなった。

Shop

蜂蜜色した石造りの小さな家の扉の1つを開いてティルームへ。ロンドンよりも1、2度気温が低い。店内には暖炉の灯が。

Tearoom 

ロンドンで良いティルームを探そうとすると、高級ホテルかデパートか、ギャラリーの中か、街なかのフレンチ・カフェに限られるので、こういうオールド・イングリッシュ・スタイルの素朴なティルームは、必ず田舎で楽しんでおかなくてはならない。

お茶の時間にすっかり満足してストラドフォードへ引き返すと、華やかでキュートなクリスマス・ライトの灯がともっていた。

Strad

I'm sorry that I can't reply to your messsage from England because of IT circumstance... but I do enjoy reading all of them, thank you very much!!

私が注文したのは、【イングリッシュ・ブレックファスト・ティ】と、【フレッシュ・メレンゲのクロテッド・クリーム&ストロベリーのせ】。いつも感じることだが、クロテッド・クリームは、生クリームとバターの中間のような、非常に濃厚なクリームなのだが、なんともいえずフレッシュな味がするので、多少クドすぎたり甘すぎたりするお菓子も、このクリームと一緒に食べるとペロリとたいらげてしまう。カロリーのことを考えると、余りにも危険な食べ物である。

|

« Walk about London town | トップページ | 旅の終わりを前にして。 »

イギリスだより('08以前)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« Walk about London town | トップページ | 旅の終わりを前にして。 »